ミッドフィルダー陣の再構築に加えて、センターバックの若返りを狙うリバプール。現状のセンターバック陣にはいない左利きのセンターバックを探しており、チェルシーDFレヴィ・コルウィルらとともに、ヴォルフスブルクに所属するオランダU-21代表DFミッキー・ファン・デ・フェンにも関心を寄せていた。
あくまで中盤の補強が最優先のリバプールは、まだ具体的な動きを見せていない。そもそもオファーを出すか分からない段階だが、トッテナム・ホットスパーは代理人とも接触を図り、交渉を前に進めている。
移籍市場に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)によれば、オランダU-21代表DFはトッテナム移籍を熱望しており、所属クラブに対して、今夏での退団希望を伝えたようだ。
Micky van de Ven’s camp told Wolfsburg of player’s strong desire to join Spurs. Negotiations are underway between the Tottenham and Wolfsburg, he’s among top target as revealed last week. 🚨⚪️ #THFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) July 4, 2023
Contacts with Edmond Tapsoba are still ongoing as of now, deal on. pic.twitter.com/kQajgRpSQg
ブンデスリーガでもまだ38試合にしか出場しておらず、昨シーズンにブレイクを果たしたばかりで、その能力が本物かどうか見極める時期。オランダU-21代表でも11試合でピッチに立っているが、プレミアリーグで通用するかは判断が難しい。
リバプールは同選手よりも、チェルシーでの将来を検討しているイングランドU-21代表DFに傾倒している。さらには、ミッドフィルダー陣の刷新が終わっていない現時点で、優先ではないセンターバック補強に動き出す可能性は限りなく低い。
ヴォルフスブルクDFはこのままトッテナム移籍が濃厚と見られるが、リバプールは守備的ミッドフィルダーを確保したうえで、左利きのセンターバック確保も成し遂げられるのだろうか…?