ジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョらの平均年齢が30歳を超え、中盤の世代交代を推し進めているリバプールは、24歳MFアレクシス・マック・アリスターに加えて、22歳MFドミニク・ソボスライを獲得し、補強計画を着実に前に進めている。
これまでトップターゲットと目されていたバイエルン・ミュンヘンMFライアン・フラーフェンベルフ。ドイツでのプレー時間が少なく、その境遇に不満を漏らしていたこともあり、移籍の可能性が伝えられてきたが、所属クラブが首を縦に振ることはなかった。
独『Sky Sport Germany』フロリアン・プレッテンベルク記者によると、ソボスライをチームに迎えたリバプールは同選手から手を引き、フィジカル的に力強い守備的ミッドフィルダー、サウサンプトンMFロメオ・ラビアを最優先ターゲットに引き上げたようだ。
News #Gravenberch: Liverpool is definitely OUT of the race! But talks between the club and the players management took place.
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) July 3, 2023
➡️ Instead, Romeo Lavia one of the priorities for #LFC!
Important to say: Gravenberch is not unsaleable for Bayern! @SkySportDE 🇳🇱 pic.twitter.com/UDOdmevATp
攻守両面で存在感を発揮できるタイプのプレーヤーではあるが、マック・アリスターやソボスライがカバーするポジションと被っており、守備的なミッドフィルダーとして後ろでどっしり構える選手ではなく、フラーフェンベルフ獲得をしない判断は当然と言える。
ポテンシャルは高く、ダイナミックなプレースタイルは魅力的ではあるものの、アンフィールドでもレギュラーになれる可能性は未知数であり、ブンデスリーガでの成長の方が選手にとっても好ましい。
リバプールはラビアに加えて、ケフレン・テュラムにも強い関心を寄せており、どちらの選手を獲得することになるのか、これからの移籍市場からも目が離せない…