2016年の夏からリバプールに所属する26歳DFナサニエル・フィリップスは、センターバックに負傷者が相次いだシーズンに頭角を表した。主力組が戻ってきた後はレギュラーこそ外れたが、いざという時のためにコンディションを整え、5番手センターバックを全うした。
フィリップスもいまや26歳と中堅選手の仲間入りを果たしており、スタメンの座を狙えるクラブ移籍を視野に入れている。近年は移籍市場が開く度に退団が噂されてきたが、この夏は完全移籍の可能性が高まっている。
昨シーズン限りでプレミアリーグから降格したリーズ・ユナイテッド移籍の噂があがる中、オランダ方面からも関心が寄せられている。海外メディア『The Athletic』によると、昨季エールディヴィジを制覇したフェイエノールトが強い興味を示しているようだ。
リバプールが求める金額は1000万ポンド(約14億円)。オランダのクラブは同選手の大ファンであると伝えられている。正式なオファーを提示していないものの、来季のチャンピオンズリーグ出場権を手にしている同クラブへの移籍は魅力的だ。
過去にはシュトゥットガルトやボーンマスへのローン移籍を経験し、リバプールでは通算29試合に出場しているフィリップスは、イギリスを出て、オランダでプレーすることになるのだろうか…?