アンディ・ロバートソンやコスタス・ツィミカスらが君臨するリバプールの左サイドバックにおいて、若手選手にとって出場機会を得ることは困難だ。キルマーノックで半年間のレンタルで評価を高めた19歳DFルーク・チェンバースにとっても同じ難題が立ちはだかる。
さらなる成長を続けるためにも、ファーストチームでの経験を積むことが必須。シェフィールド・ウェンズデイやワトフォードらが関心を示す中、昨シーズン途中に元リバプールMFシャビ・アロンソが監督に就任したバイエル・レバークーゼンもローン移籍に向けて動き出している。
独『Sky Sport Germany』フロリアン・プレッテンベルク記者によると、リバプールとレバークーゼンとの話し合いは順調に進んでおり、両クラブも前向きに捉えている。口頭合意はまだで、ローン移籍に買取オプションも付随する可能性があるようだ。
Leverkusen, very interested in 19 y/o left-back Luke #Chambers confirmed. Talks and negotiations very positive and ongoing. #LFC
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) July 8, 2023
Details:
➡️ No verbal agreement yet
➡️ Talks about a loan
➡️ An option to buy is possible.
First call about the interest: „The Athletic“.… pic.twitter.com/lfmHZiFHHk
ただし、トップチームでプレー時間を確保できるかは別問題。ドイツのクラブは、ベンフィカとの契約が切れた27歳DFアレハンドロ・グリマルドを獲得しており、ベンフィカで303試合に出場をしている経験豊富な選手との競争が待ち受けている。
ブンデスリーガで開花する若きイングランド選手が近年増えており、チーム内での競争さえ勝ち抜ければ、一気に世界でも屈指の左サイドバックに変貌するかもしれない。
リバプールのトップチームではまだ出場経験がないルーク・チェンバースだが、出場可能性の高いチャンピオンシップではなく、ブンデスリーガへと移籍するのだろうか…?