バイエルン・ミュンヘンからリバプールに加入して以来、奇抜なパスや的確なボール回し、適切なプレッシングなどで中盤のレギュラーとしてプレーしてきた元スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ。しかし、毎シーズンのように負傷離脱しており、3分の1はベンチ外で過ごしている。
来年には33歳になるベテランミッドフィルダーだが、リバプールが新契約をオファーしない可能性が高く、来夏にはフリートランスファーになる見通しだ。ところが、この夏にも退団の噂が飛び交っており、サウジアラビアからの魅力的なオファーは選手本人が拒否している。
中東とは別に、トルコの強豪クラブであるガラタサライも元バルセロナMFに関心を示している。ガラタサライ副会長のエルデン・ティムール氏は、選手側とイスタンブールでのプレーについて話し合いを設けており、“とても良い” オファーを提示したと、トルコ紙『Fanatik』が報じた。
同氏は何度かイギリスを訪れており、リバプールにも放出の際の条件などを確認しているようだ。ただし、リバプールからの返答内容については触れておらず、両クラブの進捗具合は確認できていない。
チアゴ・アルカンタラはあくまでもアンフィールド残留を優先しており、昨シーズンの不調からの復活を手助けする意思を固めている。それでも、リバプールは売却を拒絶しているわけでもなく、オファー次第では検討する可能性がある。
現時点では、来シーズンもプレミアリーグでプレーする確率が高いが、予想に反して、スュペル・リグに移籍する未来はあり得るのだろうか…?