2019年にそのポテンシャルを見初められて、ズヴォレからリバプールに加入した若きオランダ人DFセップ・ファン・デン・ベルフ。初年度こそトップチームでチャンスを得たが、徐々にリバプールでの出番はなくなり、ローン生活に突入した。
プレストン・ノースエンドでの1年6カ月間のレンタルを経て、昨シーズンはシャルケにシーズンローンで加入。ところが負傷で、ブンデスリーガでの出場回数は9度のみ。クラブはトップリーグから降格の憂き目にあったものの、シャルケへの再レンタルも噂されてきた。
プレー時間こそ少ないが、その才能に目を付けたのが、昨季ブンデスリーガを9位で終えたマインツ。独『Sky Sport Germany』フロリアン・プレッテンベルク記者によれば、同クラブがポールポジションに立っており、完全移籍かローン移籍か話し合いを進める見通しのようだ。
❗️X News Sepp van den Berg: Spotted in Frankfurt in the last minutes. The player arrived today from Liverpool. 🛬
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) July 13, 2023
➡️ He has the permission to negotiate
➡️ @1FSVMainz05, pole position now!
But two more clubs from Germany are interested.
Mainz boss Heidel wants to finalize… pic.twitter.com/gdj1pEm6lA
リバプールはすでに同選手に対して、他のクラブと交渉する許可を出しており、フランクフルト空港で目撃されている。ドイツの他の2クラブも関心を寄せており、ドイツ入りして各クラブと交渉に臨むことになる。
プレミアリーグ出場は叶わず、トップチームでの出場機会はカップ戦での4試合に留まり、昨季の大半を怪我で棒に振ったオランダU-21代表DFは、ふたたびドイツの地でキャリアを転換させることができるだろうか…?