サウジアラビア移籍が近づくブラジル代表MFファビーニョ。モナコから加入して以来、中盤の底でボールを狩り続けたハンターの退団によって、リバプールはふたたびミッドフィルダー獲得に本腰を入れる必要が生じている。
サウサンプトンMFロメオ・ラビアが依然としてトップターゲットとして挙げられる中、ソフィアン・アムラバト（フィオレンティーナ）やライアン・フラーフェンベルフ（バイエルン・ミュンヘン）、カルバン・フィリップス（マンチェスター・シティ）らも獲得リストに名前があるようだ。
ニール・ジョーンズ氏（英国人ジャーナリスト）は、現時点で動きさえないが、ファビーニョと同じようなプレースタイルの選手を好むのであればベンフィカMFフロレンティーノ・ルイスには注目すべきであると主張している。
「ベンフィカでプレーしているフロレンティーノ・ルイスに注目してほしい。彼は候補の一人だと思う。非常にファビーニョに似たタイプの選手で、守備的ミッドフィルダーとしてピッチを動き回り、ボールを奪う。リバプールがファビーニョと同じような選手を探しているのなら、ルイスに目を向けるよりもずっといいはずだ。」
「だから、彼の名前から目を離さないでほしい。現時点で何か動きがあるとは聞いていないが、覚えておきたい選手の一人であることは確かだ。」
ベンフィカでは通算86試合に出場しており、チャンピオンズリーグでも12試合で出番を得ている。経験値も申し分なく、23歳という年齢も魅力的。ただし、契約が2027年まで残っており、レギュラー格であることを考えれば、非常に高い金額でのオファーが必要になりそうだ。
要求額や経験、年齢などを踏まえれば、ベルギー代表の19歳ミッドフィルダーが筆頭になることは理解できる。プレミアリーグで1シーズン経験しており、フロレンティーノ・ルイスより利点が大きい。
アムラバトはモロッコ代表で大活躍したものの、前からプレスをかけるサッカーでどこまで通用するか未知数で、フィリップスを所属クラブがライバルチームに譲渡する可能性は低い。フラーフェンベルフはバイエルンでポテンシャルを評価されており、来シーズンもドイツに残りそうだ。
はたして、元ポルトガルU-21代表MFがアンフィールドでプレーする未来は来るのだろうか…？