この夏の最優先課題であったミッドフィルダー陣の補強に成功したリバプールは、アルゼンチン代表とハンガリー代表をチームに迎え入れた。しかし、ここに来て、ジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョらにサウジアラビア行きが急浮上しており、移籍市場で中盤の選手を探している。
サウサンプトンMFロメオ・ラビアがトップターゲットと言われており、代理人に接触を図っているのは周知の事実。問題は要求額で、所属クラブが求める金額の支払いには躊躇しており、他のミッドフィルダーも含めて検討中だ。
クリスチャン・フォルク氏(ドイツ人ジャーナリスト)によれば、移籍市場が開いて以来、ターゲットのひとりとして頻繁に名前が報じられたボルシア・メンヒェングラートバッハMFクアディオ・コネへの関心が薄れておらず、ヨルク・シュマトケSDは同選手の動向を追っていると綴った。
「ヨルク・シュマトケは、リバプールとミッキー・ファン・デ・フェンの間で取引は実現しないと明言した。」
「リバプールにおいては、ユルゲン・クロップ監督が市場で欲しいものを主張しており、シュマットケはそれをもとに計画を立てている。」
「我々は以前、例えばクアディオ・コネについて話していた。彼はU-21欧州選手権で膝を負傷しており、現時点ではメディカルテストに合格できないため、時間がかかるだろう。だから、リバプールのようなイングランドのクラブにとっては興味深い話題かもしれない。」
「シュマットケは彼に注目している。だから、これらはシュマットケが現在水面下で行っていることなんだ。」
CaughtOffside
膝の怪我で来月くらいまで復活できない見込みのフランスU-21代表MFは、ブンデスリーガで実力を証明しており、一時的にはリバプール移籍の最有力とも評されていた。豊富な運動量でピッチ全体を走り回る万能型ミッドフィルダーは、十分な戦力として計算できる。
ただし、もしもジョーダン・ヘンダーソンとファビーニョが退団した場合には、役不足感が否めずに、理想的にはもっと総合値の高い選手を狙うべきなようにも思うが、リバプールは今後どのような補強を行うのだろうか…?