ジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョにサウジアラビア移籍が近づくリバプールは、後継者探しに躍起だ。サウサンプトンMFロメオ・ラビアをトップターゲットに、様々なミッドフィルダーの名前が飛び交っている。
そして、その候補に新たな選手が加わった。スティーブ・ケイ(英国人ジャーナリスト)は、リバプールがフィオレンティーナMFソフィアン・アムラバトに興味を抱いていることを認めつつも、バイエルン・ミュンヘンMFレオン・ゴレツカにも視線を向けていると伝えた。
「彼(アムラバト)はクオリティの高い選手だし、リバプールは彼に関心を示していると思う。今夜聞いたところによると、リバプールはゴレツカにも注目しているようだ。」
The Transfer Exchange Show
2018年にシャルケからバイエルンに加入したドイツ代表MFは、大柄な体躯と強靭なフィジカルで中盤に君臨し、同クラブで通算179試合34ゴール35アシストを記録。ドイツ代表でも53試合に出場し、14ゴールを挙げ、28歳と年齢的にもキャリアのピークを迎えている。
今夏にはフリートランスファーで、RBライプツィヒからオーストリア代表MFコンラッド・ライマーを獲得しており、絶対的な立場を追われる格好に。最大5000万ユーロ(約65億円)での売却も視野に入れていると報じられており、イングランド代表MFデクラン・ライスを放出したウェストハムが関心を寄せているとも言われる。
ただし、サウサンプトンもベルギー代表MFに対して、5000万ポンド(約70億円)を要求しているが、リバプールは高いと捉えており、来年には29歳を迎える選手に高額オファーを提示するとは考えにくい。
さらに、守備的ミッドフィルダーというよりは、セントラルミッドフィルダータイプのプレーヤーであり、リバプールではインサイドハーフが最適なポジションだ。アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライら新加入選手や成長著しいカーティス・ジョーンズらとも被るため、必要な選手とは言いにくい。
候補のひとりとして、動向を追っている可能性はあり得るが、具体的に動き出す確率は低いが…はたして…!?