ミッドフィルダー陣の刷新に加えて、リバプールにとって優先度の高い課題が左利きセンターバックの確保。ジョエル・マティプやフィルジル・ファンダイクからの世代交代も含めて、現有戦力にいないタイプのディフェンダーは喉から手が出るほど欲しい人材だ。
ヨーロッパで活躍するセンターバックがリバプールとの関係を噂される中、昨シーズンはブライトンでプレーしていたチェルシーDFレヴィ・コルウィルがトップターゲットと言われており、今夏での獲得を諦めていない。
チェルシーは売却の意思がないことを明確にしているが、ブライトンは移籍市場が開くとともに獲得オファーを出しており、同クラブ内での評価は高い。リバプールもオファーこそ出していないが、選手側との接触を試みており、出場機会を懸念するイングランドU-21代表DFに近づいている。
チェルシーに関する情報を発信しているフェリックス・ジョンストン氏によれば、非売品であることを強調しているにも関わらず、20歳センターバック獲得に動き出してる両クラブに対して兵碧しており、むしろ怒りさえ覚えているようだ。
「ユルゲン・クロップはコルウィルと直接電話で会話を交わした。」
「チェルシーは何度も売却対象でないことを伝えているものの、獲得を試みるブライトンとリバプールのしつこさに激怒している。
「チェルシーはリバプールをFA(フットボール・アソシエーション)に通報することを考えている。」
この夏に退団にしないにせよ、注目ポイントは2025年までの契約を更新するかどうか。来年の夏には残り1年を切ってしまうため、チェルシーは新契約締結に躍起だが、レギュラーとしてのプレーが確保されない限りは更新はなさそうだ。
同じく幼い頃からチェルシーで育ってきたイングランド代表MFメイソン・マウントがオーナー陣に嫌気が差し、契約更新を拒否し、マンチェスター・ユナイテッドに移籍している。
レヴィ・コルウィルを巡る移籍騒動は今夏のみならず、来夏以降も注目の的になり続けるかもしれない…