ミッドフィルダー陣の強化に成功したリバプールは、さらなる補強の可能性を残すも、現時点では中盤の再構築が完了した。左利きセンターバックにも関心を寄せる同クラブは、チェルシーDFレヴィ・コルウィルを筆頭に、複数の選手に注目している。
これから補強が実現されるかは分からないが、プレミアリーグで上位を狙えるだけの陣容は揃っている。過去にリバプールで活躍し、スペイン代表にも選出経験を持つ元バルセロナFWルイス・ガルシアは、昨夏に獲得したウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスを先発として起用すべきであると、自らの考えを共有した。
「私なら、彼を先発に起用するだろう。」
「ダルウィンがリバプールに加入した頃はチームが困難な時期だった。中盤は機能せず、後ろも機能せず、前線は負傷で欠場する選手が多かった。」
「今、ダルウィン・ヌニェスはチームがどう動くか、プレミアリーグで何をすべきか理解している。マック・アリスター、ソボスライ、ファビーニョが適切なポジションにいるチームでその経験を積めば、リバプールに多くのものを与えることができると思う。」
「彼が1トップとしてプレーする姿も想像できる。ルイス・ディアスやモハメド・サラーをワイドエリアに配置すれば、とてもいい9番になれる。彼は今季15ゴール以上を決められる選手だと思う。」
ESPN FC
昨シーズンは決定機に顔を出すものの、ゴールキーパーとの1対1を決めきれずに批判される試合も多かった。また、センターフォワードでのプレーもボールを収めることができず、周りを活かすプレーも限定的で、左ウイングでベストポジションにも思える。
ルイス・ディアスやディオゴ・ジョッタとのポジション争いになるが、ポルトガル代表FWに関しては真ん中でも活躍でき、コロンビア代表FWも右ウイングでもプレーできないことはないため、ローテーションを回しながら戦うことになるだろう。
他にも、モハメド・サラーやコーディ・ガクポらトップクラスのストライカーを揃えており、新加入MFや新章に突入したトレント・アレクサンダー=アーノルドとの化学変化が気になるところ。
はたして、ユルゲン・クロップ監督はヌニェスをどのように起用するのだろうか…?