この夏の移籍市場で、中盤強化に取り組んでいるリバプールは、アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライをチームに迎え入れ、着実にレベルアップを遂げた。今後も守備的ミッドフィルダーや左利きセンターバック獲得に動く可能性を残す。
一方で、多くの選手が契約満了に伴い、アンフィールドを去った。ジェームズ・ミルナーやナビ・ケイタ、アレックス・オックスレイド=チェンバレンらミッドフィルダー陣に加えて、フロントスリーの一角、元ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノも契約を更新せず、サウジアラビアに新天地を求めた。
元リバプールDFホセ・エンリケはこの判断に苦言を呈し、調子さえ整えば、コーディ・ガクポやダルウィン・ヌニェスらよりも優れていると指摘した。
「リバプールが彼を手放したのは大きな間違いだと思う。もし彼がフィットしていれば、ガクポやダルウィンよりも優れている。」
「でも、レッズの偉大なレジェンドで、成功を祈っている。」
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昨夏にはセネガル代表FWサディオ・マネがチームを離れており、フロントスリーで残るのはエジプト代表モハメド・サラーのみ。対戦する相手ディフェンダー陣を震え上がらせ、一時代を築いたフォワード陣の解体が進んでおり、時間が経つのが早い。
とはいえ、若いフォワード陣もヨーロッパを代表するだけの点取り屋に成長するだけのポテンシャルを有しており、元リバプールDFの発言が真実にならないことを願っている…