平均年齢が30歳を超えたリバプールの中盤の主力組から新たな時代に突き進むべく、今夏の移籍市場で20代中盤以下で即戦力のミッドフィルダーを最低でも3選手確保を目指している。シーズン中から様々な選手への関心が噂され続けたが、ブライトンで大活躍したアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターが補強第1号として迎え入れられた。
昨シーズンにはプレミアリーグ6位フィニッシュに貢献し、母国をW杯の頂点に導いたひとりでもあり、一気に評価を高めた。リバプールにはいないタイプのプレースタイルを有する選手であり、新たな要素をもたらしてくれる期待感に満ち溢れている。
実際に活躍できるかどうかはシーズン開幕を待たなければならないが、アルゼンチン代表MFもアンフィールドでのプレーを心待ちにしている。中でも、マンチェスター・シティは意識しているようで、過去数シーズンにおいて強烈な優勝争いを繰り広げてきたライバル関係がさらに白熱するだろうと語った。
「インテル・ミラノは素晴らしい大会、そして見事な決勝を迎えたが、僕たちの多くはシティがチャンピオンズリーグを制覇すると信じていた。」
「毎試合、彼らは倒すのが非常に困難な優れたチームであることを証明している。」
「今、彼らは欧州チャンピオンというステータスを掲げ、すべてのチームが以前よりも彼らを倒したいと思うようになるはずだ。リバプールとマンチェスター・シティは数年前から良きライバル関係を続けているが、それはさらに強まっていくだろう。」
ESPN Argentina
世界でも最高峰のジョゼップ・グアルディオラ監督とユルゲン・クロップ監督がそれぞれ率いる2つのチームは、プレミアリーグやチャンピオンズリーグで至極の戦いを繰り広げており、一昨シーズンも優勝決定の瞬間は最後の試合までもつれた。
昨シーズンこそリバプールが不調に苦しみ、タイトル争いどころではなかった。しかし、その苦境から抜け出すためにも中盤の刷新に取り組んでおり、希望するような補強ができれば、来シーズンはふたたび優勝争いが最終盤まで持ち越されるはずだ…