昨シーズン限りで、リバプール生活に終わりを告げた元イングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレン。プレミアリーグでの出場数は200試合を超える29歳ミッドフィルダーは、いまだに新天地が決まっておらず、フリーな状態が続いている。
左右のウイングや中盤でプレーできる経験豊富な元アーセナルMFには、多くのクラブが関心を寄せている。アストン・ヴィラやブレントフォード、ブライトンら国内勢に加えて、アメリカやトルコ、サウジアラビアからも熱視線が向けられていると、英『Sky Sports』が報じた。
アンフィールドでは度重なる怪我に悩まされ、加入初年度以外はベンチで過ごす時間が多かった。それでも、出番を得た試合ではベテランMFらしく的確な仕事ぶりを披露し、負傷者が重なった時期やカップ戦では実力を見せ付けた。
リバプールとの契約は6月末で終了しており、同じく契約満了でチームを退団したナビ・ケイタやジェームズ・ミルナー、ロベルト・フィルミーノはそれぞれ新天地が確定。残すは、オックスレイド=チェンバレンのみだ。
サウサンプトンで頭角を表し、セオ・ウォルコットと同じようにアーセン・ベンゲル元監督に才能を請われてアーセナルに移籍。ウィンガーとして活躍したが、中盤での起用を希望した結果、2017年の夏にアンフィールドに居場所を求めた。
イングランド代表でも35試合で7ゴールと立派な数字を残す攻撃的ミッドフィルダーは、国内クラブを選ぶのか、それとも海外でのプレーを決断するのだろうか…?