ジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョにサウジアラビア移籍の話が浮上する前から、リバプールが関心を寄せていたサウサンプトンMFロメオ・ラビア。守備的ミッドフィルダーとして、新たな時代を担う選手のひとりに挙げられており、主力2選手の中東クラブ移籍でふたたび熱は高まっている。
他にも様々なミッドフィルダーの名前が急浮上する中、依然としてトップターゲットに位置付けられているベルギー代表MF。サウサンプトンは5000万ポンド(約70億円)を要求していると言われるが、リバプールはその金額を高額と捉えている。
ただし、リバプールは手をこまねいているわけではない。海外メディア『The Athletic』によれば、サウサンプトンに対して移籍金3700万ポンド(約51.8億円)でのオファーを提示したが、そのオファーは拒否されたようだ。
個人契約は問題ではなく、クラブ間合意さえなされれば、アンフィールド移籍も実現しそうだ。しかし、両者での評価額の開きは大きく、移籍市場が閉まるまでに合意に持ち込めるか、時間の問題になるかもしれない。
もしもファビーニョが正式に退団する場合には、最低でもひとりは確保しなければならないため、多少高くても飛びつく可能性は否定できない。
はたして、リバプールは19歳ミッドフィルダーを手中に収めることができるだろうか…?