新シーズンも中盤の底でレギュラーとしての働きが期待されていたブラジル代表MFファビーニョ。昨季前半にはパフォーマンスの低下から放出候補と揶揄されても、後半戦になるにつれ状態が回復。本来のプレーぶりを取り戻し、リバプールの巻き返しに貢献した。
しかし、突如としてサウジアラビアからの関心が届いた。この夏に、カリム・ベンゼマらを獲得したアル・イテハドが4000万ポンド(約56億円)で正式オファーを提示し、選手側とも個人合意しており、近く移籍が発表されると見られていた。
ところが、支払い方法を巡ってクラブ間での話し合いが停滞。それでも、両クラブは移籍に向けて交渉が再開しており、ふたたびサウジアラビア行きが現実味を帯びてきたと、英『The Times』ポール・ジョイス記者が伝えた。
「リバプールへの支払い方法をめぐって取引が停滞していたファビーニョのアル・イテハド移籍が実現するとの見方が高まっている。再び交渉が始まった。ロメオ・ラビア獲得において、リバプールが最初に提示したオファーは3400万ポンド+400万ポンドのアドオンだったため、サウサンプトンは再アプローチを期待している。」
Renewed expectation that Fabinho £40m move to Al Ittihad will go ahead after deal had stalled over payment terms to Liverpool. Talks started again. Liverpool first bid for Romeo Lavia was £34m plus £4m add ons and Southampton expecting another approach.
— paul joyce (@_pauljoyce) July 26, 2023