ジョーダン・ヘンダーソンとジェイムズ・ミルナー、キャプテンと副キャプテンを失ったリバプールは、新たに任命しなければならなかった。想定通り、キャプテンにはオランダ代表でも主将を務め、過去にもキャプテンマークを巻いてきたフィルジル・ファンダイクが就任。
副キャプテンには、地元生まれでアカデミー出身のイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが任命された。新しい時代に足を踏み入れたリバプールだが、元サウサンプトンDFは主将就任について “喜び” と “抱負” を語った。
「とても特別なことだ。何よりもまず、本当にありがとう。僕にとっても、妻にとっても、子供たちにとっても、家族にとっても、本当に誇らしい日だ。特別な気分で、今の時点ではうまく表現できない。でも、本当に本当に誇りに思う。」
「オランダ代表のキャプテンであることは、とても名誉なことだし、誇りに思う。でも、リバプール・フットボール・クラブのキャプテンになれたことは、言葉では言い表せない。とても誇りに思うし、みんなが僕とフットボールクラブを誇りに思い、喜んでくれるように、やれることはすべてやるつもりだ。」
「しかし、ドレッシングルームで、特にピッチ上で大きな存在だった選手たちをこの時期に失ったことは明らか。僕を含め、他の選手たちがチームの中でステップアップし、責任を負わなければならない。でも、もうちょっといろいろあるけど、楽しみだよ。ピッチ内外で難しいこともあるだろうけど、僕は挑戦することが好きだし、それをやり遂げることが好きなんだ。リバプール・フットボール・クラブのキャプテンになることは、とても楽しみだし、多くの成功を収めたいね。」
LFC公式サイト
オランダ代表キャプテンが触れている通り、ピッチ内外で強烈なキャプテンシーを同時期に失ったリバプール。ただし、ファンダイクやトレント以外にも、アンディ・ロバートソンやモハメド・サラー、アリソン・ベッカーら高いリーダーシップを持つ選手たちが在籍している。
若い世代では、カーティス・ジョーンズも面倒見が良く、キャプテンの素質を感じさせる。ドミニク・ソボスライも代表ではキャプテンマークを巻いており、コーディ・ガクポも古巣クラブではキャプテンだった。
ファンダイクにかかる負担は昨シーズン以上に増えそうだが、頼れるチームメイトが周りにおり、これまで通り、複数のリーダーグループがチームを各方面から引っ張り、プレミアリーグで優勝争いを繰り広げてくれることだろう…