ファビーニョがサウジアラビア移籍に迫る中、リバプールはサウサンプトンMFロメオ・ラビアに関心を寄せており、2度目のオファーを提示した。要求額とは開きがあり、チェルシーが介入する可能性が高まっているため、想定通り5000万ポンド(約70億円)が必要になるかもしれない。
大本命こそベルギー代表MFだが、他にもクリスタル・パレスMFシェイク・ドゥクレやアストン・ヴィラMFブバカル・カマラら様々なミッドフィルダーの名前が浮上している。そして、新たな選手がメディアを賑わせている。
海外メディア『Sport Witness』によれば、フルミネンセに所属するブラジル代表MFアンドレ・トリンダージに対して、リバプールを含む複数のプレミアリーグのクラブが関心を示しており、移籍金として2000万ユーロ(約26億円)が設定されているようだ。
2026年まで契約を結ぶ22歳ミッドフィルダーは、守備的ミッドフィルダーやセントラルミッドフィルダーを担当し、同クラブでは140を超える試合に出場を果たしている。大黒柱として活躍しており、ヨーロッパからの熱視線が届くのは当たり前だ。
ただし、肉体的な強さを求めているリバプールにとって、強靭なフィジカルのあるタイプではない選手だけに、候補からは外されていそうな気がしないでもない。また、プレミアリーグどころか、ヨーロッパでのプレー経験もなく、即戦力扱いは難しい。
とはいえ、ブラジル代表デビューも飾っており、その能力は同国内で高まり続けている。中盤の後ろからパスで攻撃を組み立てることもでき、連動して相手を潰すことも可能。プレースタイルはニューカッスルMFブルーノ・ギマランイスにも似ている。
はたして、ブラジルで飛躍する22歳ミッドフィルダーは、アンフィールドでないにしろ、ヨーロッパ挑戦を手にするのだろうか…?