昨シーズンまではブライトンの中盤で主力を張り続け、プレミアリーグ6位フィニッシュに大きく貢献したアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター。マンチェスター・シティらメガクラブが新天地として噂される中、この夏の移籍市場でリバプールに移籍していた。
中盤の様々な役割をこなせるミッドフィルダーには、主力組が抜けた中盤刷新の主軸を担うことが期待されている。プレシーズン真っ只中で、合宿やフレンドリーマッチで徐々に周りとの連携を高めており、それなりのパフォーマンスを披露している。
スペルこそ違うが、リバプールにはかつてスコットランド代表MFガリー・マカリスターが在籍していた関係から、ユルゲン・クロップ監督が “ガリー” というニックネームを提案していたが、元ブライトンMFはその提案を却下し、 “マッカ” を好んでいることを明かした。
「ごめんなさい、ガリー!」
「彼に恨みはないけど、僕は “マッカ” の方が好きなんだ。」
「イギリスでは苗字にマックがつく人はこう呼ばれるんだ。初めてだと思うけど、正直、好きなんだ。」
移籍市場が始まる前に想定していた以上に、ミッドフィルダー陣が退団しているリバプールにおいて、アルゼンチン代表MFにかかる期待は高まるばかり。プレミアリーグでの実績は十分で、同じく新加入MFドミニク・ソボスライとのコンビにも期待感が集まる。
ガリー・マカリスターはサッカー選手としては高齢でアンフィールドにやってきたため、わずか2シーズンしか現役でプレーしていない。同じ “マック” を持つアレクシス・マック・アリスターは、2シーズンを超えて、リバプールのレジェンドになれるだけの活躍を見せてくれるだろうか…?