昨シーズンにオーナーが変わり、急激な補強を実施したチェルシー。この夏はまず人員整理を進めており、30歳前後の選手たちがフリートランスファー含めて、チーム退団を決めている。加えて、生え抜きのイングランド代表MFメイソン・マウントもマンチェスター・ユナイテッドに移籍してしまった。
若手選手を中心に再建を図るチェルシーだが、クロアチア代表MFマテオ・コバチッチも退団したひとりで、新天地はマンチェスター・シティとなった。この移籍に関して、元リバプールGKディビッド・ジェームスは懐疑的な声を挙げ、リバプールのプレースタイルの方がフィットしたはずだと持論を展開した。
「マテオ・コバチッチのようなプレーをする選手は、マンチェスター・シティよりもリバプールに向いていると私は思っていた。」
「彼がボールを拾い、簡単にラインを通過する様は、まるで常に時速100マイルで走っているかのようだ。彼のプレーには魔法のような要素がある。」
「ユルゲン・クロップ監督が就任して以来、リバプールのプレーぶりにはスピード、エネルギー、ペースがあり、コバチッチのような選手は理想的だ。」
「マンチェスター・シティのプレーは、ケビン・デ・ブルイネのパスのスタッツを見ればわかるように、一般的にかなりスローで、ボールを持って走ることにあまり依存していない。」
「ペップ・グアルディオラは、もう一度戦術を考え直そうと考えているのかもしれない。コバチッチは、マン・シティが狙うと思っていたタイプの選手ではないね。」
「そしてまた、アーリング・ハーランドもそうではなかった。しかし、もしコバチッチのような選手がリバプールに行くのであれば、それは素晴らしいフィットだと思う。」
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リバプールはアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターやハンガリー代表MFドミニク・ショボスライの獲得に成功し、残るは守備的ミッドフィルダー。
プレミアリーグから降格したサウサンプトンに所属するベルギー代表MFロメオ・ラビアも候補に挙がる中、今後のリバプールの補強から目が離せない…