ジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョ退団に伴い、守備的ミッドフィルダー獲得が急務となっているリバプール。多種多様な選手への関心が噂される中、大本命のサウサンプトンMFロメオ・ラビア獲得に向けて、2度にわたるオファーを提示するも、拒否されている。
新シーズンからチャンピオンシップでプレーすることもあり、サウサンプトンが求める金額を支払う準備はない。選手側はアンフィールドでのプレーに前向きだが、クラブ間交渉が順調に進む保証はないが、依然としてトップターゲットであることに変わりはない。
一方、リバプールは他の選手にも着目しており、フルミネンセで活躍するブラジル代表アンドレに接触を図っており、移籍金を確認済みだ。英『Independent』によれば、ライアン・フラーフェンベルフやカルバン・フィリップスへの関心も衰えておらず、ラビアを逃した場合の代役として注目しているようだ。
バイエルン・ミュンヘンでの1年目が不完全燃焼で終わった元アヤックスMFライアン・フラーフェンベルフは、移籍を匂わせる発言を繰り返していたものの、首脳陣やコーチ陣との話し合いで態度を軟化させており、新シーズンでのポジション争いに向けてプレシーズンに取り組んでいる。
21歳ミッドフィルダーに対して、ドイツ王者は一貫して売却不可の姿勢を崩しておらず、交渉は困難を極める。昨夏にマンチェスター・シティに加入したイングランド代表MFカルバン・フィリップスも、スペイン代表MFロドリの高い壁の前に、プレー時間の確保に苦しんでいる。
同国代表でのレギュラーも危うくなっているが、同選手はマンチェスターでの競争にポジティブで、現時点では退団は念頭に置かれていない。どちらの候補もこの夏に移籍する可能性は低く、ベルギー代表MFよりも獲得は難しそうだ。
ラビアを巡り、3度目のオファーも予想されるリバプールだが、ファビーニョに代わる “新たな” 守備的ミッドフィルダーは誰になるのだろうか…?