センターバック陣に負傷者が相次いだ2020-21シーズンに、リバプールを救うパフォーマンスを見せた26歳DFナサニエル・フィリップス。翌シーズンからは復帰した主力組の壁を乗り越えられずに、ベンチ外で過ごす時間も多かった。
後半戦にはボーンマスにレンタル移籍し、プレミアリーグ昇格に貢献。そのままボーンマス移籍が成立するかと思いきや、リバプールに5番手センターバックとして残留。昨季はほとんど試合に出ることができずに、この夏の退団が確実視されている。
直近ではダニエル・ファルケ新監督が就任したリーズ・ユナイテッドが関心を強めており、チャンピオンシップ降格に伴い、レギュラー組の退団が続く中で、同リーグでも経験を持つ高身長センターバックに照準を絞っている。
ルディ・ガレッティ氏(イタリア人ジャーナリスト)によれば、元ボルトンDFのリーズ移籍は前進しており、移籍の金額を巡り交渉が続いている。今回はローン移籍ではなく、完全移籍になる見込みのようだ。
「リーズとリバプールの間でナット・フィリップスの獲得交渉が進展中。」
「関係各所は、最大1000万ポンド(14億円)にアドオンを含む提案について、いくつかの詳細を議論している。」
「イングランド人センターバックは、現在ボルシア・メンヒェングラートバッハにレンタル移籍中のマクシミリアン・ウーバーに代わる理想的な人材としてリーズに狙われている。」
🚨🗣️ Advanced talks between #LeedsUTD and #Liverpool for Nat #Phillips.
— Rudy Galetti (@RudyGaletti) August 6, 2023
💰 The parties are discussing some details about the proposal set at ~£10m add-ons included.
🎯 The 🏴 CB has been targeted by Leeds as one of the ideal profiles to replace #Wober, now on loan at #Gladbach. pic.twitter.com/ygkqeZE0iB
リバプールでは便利屋のように扱われ、26歳に見合う出番を得ることができなかったイングランド人センターバックだが、新たなクラブで新たな物語を始めることができるだろうか…?