昨シーズンまで中盤の底でレギュラーを務めたブラジル代表MFファビーニョがサウジアラビアに移籍し、同じポジションでもプレー可能なジョーダン・ヘンダーソンも中東に新天地を求めた。それ以来、リバプールは守備的ミッドフィルダー探しに取り組んでいた。
大本命と見られたサウサンプトンMFロメオ・ラビアに対して、3度オファーを提示したものの、いずれも要求額には届かずに拒否されてきた。両クラブ間で評価額で開きがあり、リバプールはプレミアリーグ開幕が迫る中、ターゲット変更を決断した。
この冬にはアーセナル移籍が濃厚とされ、今回の移籍市場で継続的にチェルシー移籍に近づいていたブライトンMFモイセス・カイセドに近づくと、電光石火のオファー攻勢で最高額を提示し、クラブ間合意に辿り着き、書類やメディカルの準備を進めている。
気になるのは、サウサンプトンのベルギー代表MFの去就。リーズ・ユナイテッドからアメリカ代表MFタイラー・アダムス獲得目前のチェルシーは引き続き同選手に関心を向けているようで、現時点ではスタンフォード・ブリッジでのプレーが迫っていると、Sacha Tavolieri氏(ベルギー人ジャーナリスト)が伝えた。
「今夜リバプールは、1億1100万ポンドの移籍金でモイセス・カイセド獲得に合意した。昨夜、彼の将来が変わると予想された移籍騒動だったが…それは起こった。」
「最後まで気をつけなければならないのは、この移籍市場は不安定であるため、チェルシーからのブライトンMFへの土壇場でのオファーは免れないが…」
「この移籍乗っ取りは、ロメオ・ラビアの将来に直接的な影響を与え、いまはチェルシー移籍が濃厚になった。」
🔴🇪🇨 #LiverpoolFC agrees a 111M£ deal for Moises Caicedo tonight. It was a transfer expected to move on his future last night… It happened.
— Sacha Tavolieri (@sachatavolieri) August 11, 2023
⌚️🔵⏳ Be careful until the end because you are not immune of a last-minute bid from Chelsea for the #BHAFC midfielder as this transfer… https://t.co/ZK25pjD1W5 pic.twitter.com/Omc73hYnr1