ジェームズ・ミルナーら主力級のミッドフィルダーが契約満了を迎え、アンフィールドを離れた。平均年齢が上がっていたこともあり、この夏の移籍市場では世代交代を推し進めたリバプールは、アレクシス・マック・アリスターとドミニク・ソボスライを獲得。
ジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョが予想外の退団となり、新たに守備的ミッドフィルダーを追い求めるリバプールにとって、まだ補強は終わりを告げていない。左利きセンターバックにも関心を寄せており、新たな時代に向けて歩みを進める。
これまでのユルゲン・クロップ政権下では、フロントスリーがゴールを量産する一方で、中盤のゴール数はあまり気にならなかった。しかし、マンチェスター・シティやアーセナル、マンチェスター・ユナイテッドらタイトルを争うクラブは、得点力の高いミッドフィルダーが在籍する。
リバプールも中盤からの攻撃力を高めるためにも、得点力もあるハンガリー代表MFはその筆頭だ。急転直下でRBライプツィヒからの移籍が決まった同選手は、関心を聞いた瞬間の気持ちを明かしつつも、新シーズンでの豊富を語った。
「(クリスティアーノ・)ロナウドは僕のアイドルだったけど、リバプールや他のチームの試合も見ていた。ジェラードは僕が子供の頃、最も偉大な選手の一人だった。」
「8番をつけることは喜びだし、誇りに思う。でも、自分のやり方でやりたいんだ。」
「監督はエモーショナルな人物だ。彼は物事にすべてを注ぎ込むし、僕らにもそうしてほしいと思っている。そうすれば、最高の栄誉に手が届く。」
「もちろん、誰もがチャンピオンズリーグでプレーしたいと思っているけど、リバプールが僕の獲得を望んでいると聞いたときは、そんなことは考えもしなかった。そのために努力しなければならないね。チャンピオンズリーグのことはまったく考えていなかった。今、僕がしたいのは、僕らがいるべき場所に必ず戻ることだよ。」
The Athletic