イングランド代表MFデクラン・ライスがウェストハムからアーセナルに移籍。アレクシス・マック・アリスターがブライトンからリバプールに加入し、降格したレスター・シティからは、ユーリ・ティーレマンスがアストン・ヴィラへ、ジェイムズ・マディソンがトッテナムに移籍した。
他にも、マンチェスター・ユナイテッドはチェルシーからメイソン・マウントを獲得。マンチェスター・シティも同じくチェルシーからマテオ・コバチッチをチームに加えた。逆にチェルシーは、ブライトンMFモイセス・カイセド獲得に全力を注いでいる。
多くのお金とともに、プレミアリーグ内でミッドフィルダー陣の大移動が起こっている中、リバプールMFカーティス・ジョーンズにも移籍の噂が浮上した。海外メディア『Caughtoffside』によれば、クリスタル・パレスがイングランドU-21代表MFに関心を示し、ロイ・ホジソン監督が獲得を熱望しているようだ。
中盤の刷新に成功したリバプールだが、ジェームズ・ミルナーやナビ・ケイタ、アレックス・オックスレイド=チェンバレンらが経験豊富な選手たちが去り、ジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョも移籍してしまい、中盤の枚数的には潤沢ではない。
怪我の可能性も考慮すれば、ギリギリの戦いになる可能性も予想される中、昨季の後半戦に好パフォーマンスを見せた22歳ミッドフィルダーを手放すわけもない。いくら移籍金を積まれても、このタイミングで放出することはあり得ない話であり、夢物語でしかない。
今シーズンは強力なライバルたちの加入により、勝負の一年となるリバプール出身ミッドフィルダーは、昨シーズンのようなプレーぶりを見せ付け、スタメンの座を確保することができるのだろうか…?