モイセス・カイセドをめぐる争奪戦がひと段落。当初の予想通り、チェルシーが総額1億1500万ポンド(約161億円)を投じて、エクアドル代表MFを確保。これまでイングランドにおける最高額だったアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスと中盤を組むことになった。
これにより、リバプールはふたたびベルギー代表MFロメオ・ラビア獲得に動き出し、6000万ポンド(約84億円)ものオファーを提示し、サウサンプトンとクラブ間合意。ただし、チェルシーもまだオファーを出す可能性が残されており、予断を許さない展開が続く。
若きベルギー代表MFはアンフィールドでのプレーを優先しているとの報道も出回っている中、英『The Times』トム・ロディ記者は新たなストーリーを伝え、ラビア自身はロンドン行きを希望していると報じた。
「チェルシーはサウサンプトンの19歳MFロメオ・ラビア獲得に興味を持ち続けている。チェルシーもリバプールもラビアへのオファーを拒否された。リバプールは6000万ポンド(約84億円)の支払いに前向きだが、ラビアはスタンフォード・ブリッジへの移籍を希望しているという。」
「ラビアは、サウサンプトンが昨夏マンチェスター・シティから彼を獲得する原動力となった、チェルシーのリクルート・タレント担当共同ディレクター、ジョー・シールズと親しい。シールズはシティで何年もアカデミースカウト部長を務めた後、昨夏シニアリクルート部長としてサウサンプトンに移ったが、10月にチェルシーに引き抜かれた。」
正直なところ、何が本当か、何がでっち上げかわからない。ただし、リバプールとチェルシーともに関心を継続させていることは事実のようで、カイセドに続く第二次争奪戦の進捗を見守りたい…