ブライトンMFモイセス・カイセド争奪戦に敗れ、サウサンプトンMFロメオ・ラビアも失う可能性が高まっているリバプール。守備的ミッドフィルダー確保は必要不可欠で、ラビア獲得レースを諦めずも、他のミッドフィルダーにも視線を向けている。
海外メディア『ESPN』によれば、PSVアイントホーフェンでプレーするコートジボワール代表MFイブラヒム・サンガレに対して、リバプールが関心を寄せており、状況次第では獲得に動き出す可能性があるようだ。
25歳の長身ミッドフィルダーは、2020年の夏にトゥールーズからオランダに新天地を求めた。昨シーズンは45試合8ゴール3アシストと主力として活躍。コートジボワール代表でも31試合9ゴールを挙げ、守備的ミッドフィルダーとしての評価を高めている。
恵まれた体格に加えて、長い手足でボールを奪い去る。前線への推進力もあり、ピッチ全体をカバーできる。後方からのロングフィードもフォワード陣に送ることもでき、以前関心を示していたフランスU-21代表MFケフレン・テュラムにも似たものを感じる。
移籍金は3700万ポンド(約51.8億円)前後と、これまでのターゲットに比べると破格。25歳とまだまだ最前線で活躍でき、成長の余地も残している。プレミアリーグこそ初めてだが、ヨーロッパリーグやヨーロッパカンファレンスリーグでの経験は豊富だ。
条件にはマッチするプレースタイルと年齢、経験を持っている元トゥールーズMFだが、アンフィールドでプレーする日はやってくるのだろうか…?