ファビーニョの後釜を務められる守備的ミッドフィルダーを追い求めるリバプールは、エクアドル代表MFモイセス・カイセドとベルギー代表MFロメオ・ラビアをチェルシーに奪われる格好となり、移籍市場の締切が迫る中、ピンチに陥っている。
そんなリバプールが驚きの補強に動き始めた。ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)によると、レッズはシュトゥットガルトでプレーする日本代表MF遠藤航の獲得に本腰を入れ、完全移籍に向けてオファーを提示したようだ。
所属クラブとの交渉は続いており、2024年まで契約を結ぶ30歳ミッドフィルダーは大きなキャリアの転換を前向きに捉え、過去には同じく日本代表FW南野拓実もプレーしたリバプール移籍を希望している。
EXCLUSIVE: Liverpool submit formal bid to sign Japanese midfielder Wataru Endō on permanent deal 🚨🔴🇯🇵 #LFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) August 16, 2023
Negotiations ongoing with Stuttgard — player wants the move as it’s biggest opportunity of his career.
Surprisining move by Liverpool director Schmadtke. pic.twitter.com/sQwtnp67ik
そして、ついさっき同じくロマーノ氏が続報を発表。シュトゥットガルトとクラブ間合意に至り、近くメディカルチェックが実施される予定だ。移籍金は1800万ユーロ(約23.4億円)で、選手側とは数時間以内に個人合意がなされる見込み。
Wataru Endō to Liverpool, here we go! Medical tests booked on Thursday for Japanese midfielder who’s joining from Stuttgard for €18m fee 🚨🔴🇯🇵 #LFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) August 16, 2023
Personal terms agreed in few hours as Endō asked as Stuttgart captain to leave & follow his dream.
Exclusive story, confirmed. pic.twitter.com/AYZ2bKuauP
強靭なファイターが集うブンデスリーガでもデュエルに負けず、ボールを奪い続ける。昨シーズンは40試合6ゴール5アシストと得点力も身につけ始めており、中盤の底からの上がりにも磨きがかかっている。
30歳という年齢からも、大本命というわけではなさそうだが、適切な補強になることは間違いない。リーダーシップも持ち合わせる日本代表のキャプテンは、新シーズンをプレミアリーグ、アンフィールドでどのようなプレーを見せてくれるのだろうか…?