プレミアリーグ第2節ボーンマス戦は、リバプールにとって今季初めてのホーム開催で、新加入選手たちのホームデビューとなった。ドミニク・ソボスライとアレクシス・マック・アリスターが先発し、遠藤航が途中から出場を果たした。
先制点を奪われながらも、3得点を決めて逆転勝利を手にしたリバプール。結果的には実力の高さを見せ付けたものの、58分には到底納得のできない事象が起こった。相手のボールを奪うために少し足を上げて、相手のボールを蹴るために振り切った足にスパイク裏がヒットしてしまい、イエローカードが妥当にも関わらず、一発レッドーカードが提示された。
ボーンマスの選手が誰1人として審判にアピールしない中、突如として出されたレッドカードに、アルゼンチン代表MFも肩を落としてピッチを去った。別の試合ではより悪質なタックルがイエローカードに収まっており、明らかな誤審と言わざるを得ない。
海外メディア『The Athletic』によれば、リバプールも判定には納得しておらず、ボーンマス戦でのレッドカードの撤廃を求めて抗議を申し入れたようだ。
もしも抗議が認められれば、次節ニューカッスル戦にも問題なく出場できる。しかし、受け入れられなければ、ニューカッスル戦はおろか、アストン・ヴィラやウルヴァーハンプトン・ワンダラーズまでの3試合を欠場することになる。
遠藤航を獲得したと言えども、中盤の底で気の利いたパフォーマンスで、派手さこそないがチームの勝利に貢献した元ブライトンMFは、次の試合もピッチでプレーすることができるようになるのだろうか…?