昨シーズン終了からこの夏の移籍市場で、多くのミッドフィルダーを失ったリバプール。アレクシス・マック・アリスターとドミニク・ソボスライ、遠藤航を相次いで獲得したが、さらなる補強に乗り出している。
最近では、バイエルン・ミュンヘンMFライアン・フラーフェンベルフ獲得に向けて、ふたたび勢いを加速させているリバプールだが、フルミネンセに所属するブラジル代表MFアンドレも筆頭候補に挙げられており、交渉を進めている。
2026年までフルミネンセと契約を結ぶ22歳ミッドフィルダーに対しては、マンチェスター・ユナイテッドも接触を図ったが、すでにリバプールと個人契約で合意しており、移籍を成立させるべく、所属クラブに働きかけを行っていると、エマニュエル・ルイス氏(ブラジル人ジャーナリスト)が語った。
「マンチェスター・ユナイテッドはアンドレの代理人を訪ね、交渉の可能性について話をした。彼らは、選手がリバプールと個人契約で合意していると伝えた。もう済んだことだ。」
「アンドレに親しい何人かに電話したところ、アンドレはフルミネンセに対して “リバプールに行きたい。個人的な条件は合意している。” と言ったそうだ。それは問題ないが、フルミネンセが伝えたのは、(11月まで続く)コパ・リベルタドーレスが理由で、今すぐには結論を出せないということだった。」
「だから、アンドレは “リバプールと話をするつもりだ” と言ったんだ。」
RedmenTV
中盤で激しいプレーも厭わず、相手のボールを奪い切れるミッドフィルダー。ブラジル人らしいテクニックもあり、中盤の様々なポジションをこなせる。ヨーロッパや国際舞台での経験こそ少ないが、そのポテンシャルは高く評価されている。
移籍期限が迫る中で、急激に動き始めたリバプールは中盤補強作戦。フルミネンセはこの夏での放出を許可する可能性は低いと言われているが、はたして…?