モハメド・サラーやサディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノら歴史上でも屈指のフォワード陣を擁したリバプールは、大量のゴールで相手を破壊。プレミアリーグやチャンピオンズリーグなど数々のタイトルを獲得し、黄金期を謳歌した。
フロントスリーと同時期に、バックアップメンバーとして活躍したのが、元ベルギー代表FWディボク・オリギ。途中出場から多くの貴重なゴールを奪い、チャンピオンズリーグを制覇した試合では、トッテナム・ホットスパー相手に得点を決めた。
同シーズンの準決勝バルセロナ戦でも2ゴールを奪い、スーパーサブとしてアンフィールドで愛されたが、2021/22シーズンを最後に契約満了。フリートランスファーでACミランに新天地を求めたが、オリビエ・ジルーやズラタン・イブラヒモビッチらの大きな壁を超えられず、また36試合に出場したにも関わらず2ゴールのみと結果を出せずシーズンが終わった。
ACミランではスイス代表FWノア・オカフォーらが加入したことで必要不可欠な存在ではない。イタリア紙『MilanNews』によれば、28歳ストライカーは慣れ親しんだプレミアリーグ復帰を熱望しており、1シーズンのみでイングランドにUターンする可能性があるようだ。
プレミアリーグでは通算107試合22ゴール10アシストと、決してレギュラーではなかったものの、リバプールの成功もあって、”比較的” 充実した時期を過ごした。
はたして、ベルギー代表FWはセリエAを去り、イギリスに戻ってくることになるのだろうか…?