ミッドフィルダー陣の強化を最優先に取り組んだリバプールは、左利きセンターバック補強にも関心を示している。チェルシーに所属するイングランドU-21代表DFレヴィ・コルウィルに注目していたが、同選手は長期契約を結び、この夏での移籍の扉は閉ざされた。
同じく噂されていたオランダU-21代表DFミッキー・ファン・デ・フェンもトッテナム・ホットスパー移籍が決定。現在のセンターバック陣にはいない左利きのセンターバック確保に苦戦しており、プレミアリーグ開幕も迫るこのタイミングで獲得は難しいかもしれない。
ファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、国内リーグのライバルチーム、マンチェスター・シティに移籍したクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオルが優先度の高いターゲットであったことを明かし、今年の冬には移籍の可能性を探っていたようだ。
「リバプールはヨシュコ・グヴァルディオルに常に強い関心を寄せてきた。今年の1月、彼らはRBライプツィヒに接触しながら、可能性を探りつつ、同選手を獲得するための画期的な方法を考えていた。」
「しかし、RBライプツィヒは断固として、1月の移籍市場には出さないという姿勢を崩さなかった。」
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いまや世界でもトップクラスのセンターバックとして名を馳せており、昨年のカタールW杯でも大活躍し、クロアチア代表の躍進に貢献。現代的なディフェンダーに求められる要素をすべて兼ね備えており、ジョゼップ・グアルディオラ監督のもとでさらなる成長が期待される。
リバプールにとっては大きな障壁となったわけだが、左利きセンターバック探しはもちろん、最終ラインの世代交代も迫られている中、どのような補強を完遂できるだろうか…?