小さな頃からリバプールのユニフォームを着て成長し、各カテゴリーを駆け上がってきた20歳MFタイラー・モートン。2シーズン前にはプレミアリーグやチャンピオンズリーグでもプレーする機会を得て、若手の中でも有望株として期待されている。
昨シーズンはブラックバーンに1年間のレンタル移籍を決断。チャンピオンシップで40試合に出場し、激しい昇格争いを演じたチームで主力として活躍した。大きく成長し、今季はトップチームにチャレンジかと思われたが、怪我により出遅れた間に、ジェームス・マクコーネルがプレシーズンで印象的なプレーを披露。
中盤には新戦力が3名も加わっており、さらなる補強が噂されているため、このままアンフィールドに残留しても出番は訪れない。英『This is Anfield』によれば、複数のチャンピオンシップに所属するクラブが関心を示しているようだ。ふたたびローン移籍が現実味を帯びてきている。
具体的なクラブ名こそ報道されておらず、移籍市場の期限も迫っているため、どこまで理想的な移籍先を見つけ出せるかは分からない。監督がモートンの能力を評価し、適度なライバル関係があるクラブとなると、昨季過ごしたブラックバーンも候補に挙がってくるかもしれない。
はたして、若きミッドフィルダーは2年連続のローン移籍が濃厚と言われる中、さらなる急成長を成し遂げられるだろうか…?