日本代表MF遠藤航を獲得し、待望の守備的ミッドフィルダーを手に入れたリバプールは、さらなる中盤の強化を狙っている。アンカー・マンだけに限定せずに、20代前半でポテンシャルの高い選手に注目している。
中でも報道が熱を帯びているのが、バイエルン・ミュンヘンに所属するオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフ。アヤックス時代に同選手を指導したエリック・テン・ハフ監督率いるマンチェスター・ユナイテッドも関心を寄せているとも言われる。
この夏を通じて、バイエルンは一貫して放出を否定し続けてきたが、元アヤックスMFは少ない出場機会に対して移籍希望を常々発言。”No.6” を狙うトーマス・トゥヘル監督は不満分子を売却し、その資金で新たな守備的ミッドフィルダー獲得する考えを持っていると、クリスチャン・フォーク氏(ドイツ人ジャーナリスト)が伝えた。
アンカー・マンよりも、より攻撃的なミッドフィルダーで、ダイナミックなプレースタイルで中盤をコントロール。恵まれた身長にアスリート能力で、秘めたポテンシャルを買われて、昨夏の移籍市場でドイツ王者に加入していた。
ところが、ユリアン・ナーゲルスマン前監督からトゥヘル監督に変わっても、プレー時間は限定的。新シーズンでその状況が改善しないのであれば、移籍を志願しており、最近の報道では1年間のみでブンデスリーガを去り、プレミアリーグに初挑戦する可能性が高まっている。
はたして、リバプールは中盤の枚数を揃えるためにも、新たなミッドフィルダー確保に成功するのだろうか…?