ミッドフィルダー陣の世代交代を狙っていたリバプールは、ブライトンからアレクシス・マック・アリスターを獲得すると、RBライプツィヒに所属していたハンガリー代表MFドミニク・ソボスライの獲得にも成功した。
同国代表ではキャプテンを務め、RBザルツブルクとRBライプツィヒでレッドブル・サッカーを叩き込まれた22歳の攻撃的ミッドフィルダーは、チェルシーとのプレミアリーグ開幕戦から存在感を発揮。イングランドが初めてとは思えない堂々たるデビューを飾った。
第2節となったボーンマス戦では、先制点を奪われる苦しい展開の中、勝ち越し点を得るキッカケとなるペナルティーを誘発した。誤審でひとり少なくなった後は、同じく新加入の遠藤航とともに中盤を形成し、攻守両面において試合終了まで激しくも賢く戦い抜いた。
両試合とも途中から出場し、同じポジションでレギュラーを争うイングランドU-21代表MFハーヴェイ・エリオットもボーンマス相手のパフォーマンスを大絶賛。今後も長期的に活躍してくれることを願っていると口にした。
「彼は素晴らしい選手であると同時に、素晴らしい男だ。」
「ボーンマス戦では、さまざまな面で彼のクオリティーを見せつけたと思う。」
「90分くらいになっても、彼はまるで試合開始直後のように前へ前へと走り続けていた。ああいう選手がチームにいるのはいいことだね。特に彼は若いから、それを何年も続けられることを期待しよう。」
「彼は人として、選手として成長し続けるだろう。彼がうまくチームに溶け込み、周囲の環境に慣れ、アットホームな雰囲気でプレーできるようにするのが、僕らの役目なんだ。」
「彼がクオリティーと能力を持っているのは明らか。僕たちはただ、彼がとても、とてもうまくやってくれることを望んでいる。」
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