ジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョ、ロベルト・フィルミーノらがアンフィールドを後にし、数々の有名選手が移籍しているサウジアラビアに上陸した。急激に発展し続けるサウジ・プロフェッショナルリーグは、さらにリバプールの選手に接触を試みている。
最近の報道で熱を帯びているのは、エジプト代表FWモハメド・サラー。ネイマールに支払われた、これまでの最高額を大きく上回る移籍金を準備しているとも言われ、個人契約についても同リーグでのトップクラスの給与が提示されているとも。
ただし、同選手を狙うアル・イテハドは、元イングランド代表DFジョー・ゴメスにも関心を抱いており、優先順位の高いターゲットとして獲得の可能性を探っていると、ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)が伝えた。
「アル・イテハドはディフェンダーの候補リストを作成しており、リバプールのジョー・ゴメスはそのリストの上位にいる。」
「アル・イテハドはゴメスを、バックラインのどこでもプレーできる万能選手として気に入っている。」
「リバプールは重要な選手を売却するつもりはないと強調している。」
Al Ittihad have a shortlist of defenders — Liverpool’s Joe Gomez is very high on that list 🚨🔴🇸🇦 #LFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) August 28, 2023
Al Ittihad like Gomez as versatile player who can play anywhere across the back line.
Liverpool insist they’ve no intention to sell important players in the final days. pic.twitter.com/RdyQQjRj7D
フィルジル・ファンダイクやイブラヒマ・コナテの存在もあり、レギュラーを掴みきれておらず、出場できる機会は少ない。今シーズンは、右サイドバックとしてもプレーする時間が増える見込みで、ピッチで実力を見せるチャンスは多くなりそうだが、スタメン組との能力には差があり、今後もベンチが定位置になりそうだ。
新たなセンターバック獲得の噂も絶えず挙がっており、もしも加入した場合には立場はさらに難しくなる。ジョエル・マティプは来夏にも退団見通しで、3番手には繰り上がるはずだが、依然としてレギュラー確保は困難。
はたして、2027年まで契約を結ぶ元イングランド代表ディフェンダーは、新天地を求める可能性はあるのだろうか…?