移籍期限が迫っている中で、熱を帯びているのがリバプールFWモハメド・サラーの去就。潤沢な資金力で攻勢をかけるサウジアラビアのアル・イテハドが、アンフィールドで180ゴール以上を決めてきたストライカーを執拗に追いかけている。
総額1億6500万ドル(約214億円)でのオファーを提示し、エジプト代表FWを誘惑し続ける同クラブは、さらなる行動に出たようだ。ルディ・ガレッティ氏(イタリア人ジャーナリスト)は、アル・イテハドの代表者たちがリバプールとサラーを説得するために、現地入りしたと報じた。
「アル・イテハドの代表者たちが、サラー獲得のためにリバプール入りした。」
「その目的は、リバプールとクロップ監督にエジプト人プレーヤーを手放すよう説得することだ。」
「口説くためにも、すでに提示された入札額(1億ドル以上)は、究極な試みとして増額される可能性もある。」
🚨💥 An important delegation of #AlIttihad travelled to #Liverpool for the #Salah deal. 🇸🇦
— Rudy Galetti (@RudyGaletti) August 30, 2023
🎯 The aim is to convince #LFC and Klopp to let the 🇪🇬 player go.
💰 In all likelihood, the bid already sent (more than $100m) will be increased as an extreme attempt at persuasion. 🐓⚽ pic.twitter.com/mXtcpqFpqP
ヨーロッパの移籍市場の締め切りが押し迫っており、異次元の移籍金を受け取ったとしても、後継者を獲得できる時間は少ない。また、ユルゲン・クロップ監督は終始エジプト代表ウィンガーの放出を否定しており、リバプールが首を縦にすることはあり得ない。
来夏の移籍市場でも、同等のオファー額で戻ってきた場合には、売却する可能性は高い。それまでに、リバプールは得点もアシストにも貢献できる左利きウィンガーをリストアップし、31歳ストライカーのいない時代を考えなくてはならない時期が来ていそうだ…