プレシーズンには、20歳DFジャレル・クアンサーが出番を得ており、26歳DFナサニエル・フィリップスを見る日はなかった。今シーズンは序列5番手からも転落し、カップ戦ですらもベンチ入りすらできない可能性が出ていた。
出場機会を求めた同センターバックには、チャンピオンシップを中心に、複数クラブが関心を寄せていたが、移籍は成立せずに期限直前まで時間が過ぎたが、スコットランドの強豪セルティックへの半年間のレンタル移籍が決まった。
古橋亨梧や旗手怜央、前田大然ら多くの日本人選手も在籍するクラブで、離脱しているディフェンダー陣の代役が期待される。グラスゴーでの新たなチャレンジに、興奮を隠せない26歳センターバックは、チームのメンタリティに惹かれたと移籍の裏側にも言及した。
「本当に興奮しているよ。この話を聞いたとき、僕は本当にワクワクしたんだ。他の選択肢もいくつかあったんだけど、ここはちょっと違う気がしたんだ。だから、この決断を下したいと強く思っていたし、今ここにいることを嬉しく思っているよ。」
「このクラブはとても大きなクラブで、チームの向上心、競争するレベル、今年チャンピオンズリーグに出場していること、そしてクラブのメンタリティ…彼らはすべてのことにおいて勝者になりたいと思っているんだ。」
Celtic TV
また、セルティックでは2度目の指揮となるブレンダン・ロジャーズ監督は、自身もかつて監督を務めていたリバプールやチャンピオンシップでもプレーしてきた中堅ディフェンダーの経験への期待を語っている。
「怪我人が続出しているため、チームの短期的な見直しが必要だったことは周知の事実で、”ナット” がチームの守備を支えてくれることを嬉しく思っている。」
「”ナット” はリバプールというビッグクラブでプレーした経験を持っており、その経験はセルティックでも役立つだろう。」
Celtic TV