フラムから憧れのリバプールに加入し、ブラックバーンでのレンタル移籍を経て、大きく成長したイングランドU-21代表MFハーヴェイ・エリオット。大怪我も乗り越え、昨季は46試合5ゴール2アシストを記録し、シーズンを通して戦い抜いた。
この夏にはイングランドU-21代表の一員として、UEFA U-21欧州選手権も制覇。国際舞台でも着実に経験を積んだ20歳ミッドフィルダーは、今季を新たなレベルにステップアップするシーズンと捉えつつも、キャプテンと副キャプテンを失ったチームにおいて、全員がリーダーシップを発揮すべきであると抱負を語った。
「正直なところ、これから進歩すると思う。」
「昨シーズンは、僕にとって(初めての)プレミアリーグでのフルシーズンだったと思うから、毎試合毎試合プレーすることに慣れたし、試合の切り替えの早さにも慣れた。昨季を自分のものにして、いい形で乗り切れたことに満足しているよ。」
「タフな瞬間もあったし、楽しい瞬間もあった。今シーズンの自分にとっては、より良い人間になり、より良いプレーヤーになり、自分のプレーを次のレベルに持っていくときだ。」
「僕は今シーズンに向けて改善しようとしているし、自分自身がより良い選手になることを願っている。」
「偉大なリーダーがチームを去り、彼らが去るのを見るのはショックだが、今は他の選手たちがステップアップし、彼らがピッチのリーダーであることを確かめる時だ。あるいは、それが彼らでないなら、他の誰かだね。」
「だからこそ、すべての試合で自分の役割を果たさなければならない。チームとして団結し、お互いに邪魔し合わないようにすることだ。」
「僕ら全員がリーダーである必要があるし、チームを前進させるために、互いに刺激し合って、一線を越えていく必要があるね。」
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ドミニク・ソボスライやアレクシス・マック・アリスターら強力なライバルが加入し、カーティス・ジョーンズやチアゴ・アルカンタラとインサイドハーフのポジションは激しく、レギュラーを掴み取るためにはさらなる成長が必要となるが、元フラムMFは世界的な選手に飛躍を遂げられるだろうか…?