RBライプツィヒから加わったハンガリー代表MFドミニク・ソボスライは、開幕戦からリバプールのスタメンに名を連ね、10人になる試合も多い中で、プレスやドリブル、パスと高いレベルでプレーし、6000万ポンド(約84億円)の移籍金を超えるほどのパフォーマンスを披露している。
右サイドにおいて、モハメド・サラーやトレント・アレクサンダー=アーノルドと抜群のコンビネーションを見せており、ジョーダン・ヘンダーソンがいた頃を上回る崩しを展開。しかし、エジプト代表ストライカーには、サウジアラビアのアル・イテハドが今夏での獲得のチャンスを伺っている。
ユルゲン・クロップ監督は再三に渡り、非売品であることを主張しており、オーナー陣にもこのタイミングで売るつもりは毛頭ない。選手側もアンフィールド残留を前向きに捉えていると伝わる中、ハンガリー代表キャプテンが、アストン・ヴィラとの試合後に、残留確定とも言えるコメントを残した。
「僕らはお互いに話し合っている。彼はここに残りたい、ここにいたいし、僕らと一緒にいたいんだ。」
「最後に、彼は残ってくれた。彼はトッププレーヤーだ。」
豊富な資金力を背景に、巨額オファーを準備しているとも言われるアル・イテハド。選手に対しても、現在の給与の4倍とも報じられている給与額を提示しているとも。
しかし、何度も言うが、今のタイミングでエース放出はあり得ない。どんなに金額を積まれても売却するべきではなく、リバプールもその考えはない。来夏の移籍市場でおぞましいオファーが届けば、止むを得ないが、今シーズンはアンフィールドで戦い続けそうだ…