アストン・ヴィラをアンフィールドに迎え行われたプレミアリーグ第4節は、リバプールが終始安定したパフォーマンスで快勝した。ドミニク・ソボスライが開始早々に強烈なゴールを叩き込むと、トレント・アレクサンダー=アーノルドのロングパスから崩すと、相手のオウンゴールを誘った。
前半を2点リードで折り返すと、55分にはコーナーキックの流れから、ダルウィン・ヌニェスが擦らしたボールに反応したモハメド・サラーが冷静に押し込んで、3点差に広がった。カウンターから危ない場面がなかったわけではなかったが、ジョエル・マティプとジョー・ゴメスが粘り強く攻撃を抑え続けた。
イブラヒマ・コナテが負傷離脱。フィルジル・ファンダイクが前節のレッドカードで出場停止になっている中、重要な試合を任された控え組が好プレーを披露。依然として差はあるものの、ユルゲン・クロップ監督は、復活の兆しを見せた元イングランド代表DFジョー・ゴメスに喜びの声をあげた。
「両センターバックとも素晴らしいプレーをした。正直言って、異なる仕事をしていた。ディアビーは中盤の9.5番、10番のポジションに隠れていた。だからゴメスがそこに入らなければならなかった。ジョエルはオリー・ワトキンスと1対1になる。」
「ジョエルのことは大好きだけど、オリー・ワトキンスはジョエルより少し速いかもしれない。前の選手たちはそのことを知っていたから、カウンタープレスの場面では、本当にその状況にあった。」
「2-0までは素晴らしかったけど、プレーの激しさゆえに、前線の位置が少し高くなった。それは人間的なものだが、こういう場面では役に立たないから、まったく同じ展開にはならなかった。でも本当に最高のパフォーマンスだったよ。」
「ゴメスには本当に満足している。ニューカッスル戦では、彼が投入されたときから、率直に言って、すでにあんな感じだった。本当にあんな感じだった。強力なセンターバックがいるととても助かるけど、彼らを放っておくとピッチが広すぎて守れない。」
「今日は本当にまとまっていたし、コンパクトで、献身性もトップクラスだったよ。」
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負傷癖もあり、シーズンを通して戦うことが難しい元チャールトンDF。パフォーマンスも安定しないことも多く、2019-20シーズンを境に序列が下がった。
今シーズンは右サイドバックの控えとしても期待され、出場試合数は確実に増える。ふたたびレギュラーに戻るためには絶好の機会であり、このチャンスを活かして、イングランド代表復帰も狙う…