ジョーダン・ヘンダーソンファビーニョが中東のクラブに奪われる形で、主力2選手を失ったリバプール。サウジアラビアは他にも多くの有名選手を獲得しており、その最後のワンピースとして、エジプト代表FWモハメド・サラーに熱視線を送っている。
もっと早いタイミングであれば露知らず、移籍市場も締まり、誰も獲得できなくなった今の時期では、どのような高額な移籍金でも交渉にすら応じられない。
リバプールに放出の意図は1ミリもなく、ユルゲン・クロップ監督も終始売却を否定してきたが、チーム内ではそんなことは話題に挙がることすらないと、アストン・ヴィラ戦後のインタービューで明かしている。
「彼は私に言わなかったが、言う必要もなかった。彼はトレーニングやパフォーマンス、行動で語るタイプだ。」
「今週はミーティングを行ったが、その内容は過去に何をしたかではなく、これから何をするかというものだった。サラーはリーダーたちとの集まりで一緒にいて、彼が話す場面もあったが、”ところで、これは来週までのことだ。” などということはなかった。」
「彼はこの場所に絶対いるし、ドミニク(・ソボスライ)がそう言うなら構わない。サラーは私のオフィスに来て、 ” ちなみにボス、僕は出て行かない” と言う必要はない。私にとっては、(外部からの)質問以外に、正直なところ、1秒たりとも話題にはならなかった。」