2017年の夏にASローマからリバプールに加入して以来、大量のゴールを奪い続けてきたエジプト代表FWモハメド・サラー。今夏の移籍市場において、サウジアラビアから熱視線を向けられており、1度目のオファーを断られたアル・イテハドが、2億ポンドを超えるオファーを準備しているとも。
サウジ・プロフェッショナルリーグの移籍マーケットの期限は、9月7日までと迫っており、中東のクラブは最後のプッシュを実施する見通し。アル・イテハドも同様で、サラー獲得に向けて、最後の一押しを行うようだ。
ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)によれば、アル・イテハドがこの夏にふたたび動き出す可能性があるようだが、リバプールがオファーに対して首を縦に振るのはクレイジーとバッサリ切り捨てつつも、2024年の夏には新たな展開を迎える可能性も示唆している。
「アル・イテハドはモハメド・サラー獲得に再び乗り出すだろうが、リバプールはこの状況について非常にリラックスしている。」
「それが具体的で進展のあるものだとは思わない。取引が迫っているという噂が浮上するたびに、リバプールは公私ともに、サラーは “アンタッチャブル” でどこにも行かないと主張してきた。」
「今、サラーを売却するのは完全にクレイジーだと私も思う。彼らはこの夏、中盤の再構築に成功したのだから、あれだけの仕事をした後に、これほど重要な選手を失うのは本当にショックだろう。今のところリバプールはサラーを手放すつもりはないと言っているが、2024年にはもっと危険な状況になるかもしれない。」
「来年、アル・イテハドがサラーを獲得するために戻ってくるのであれば、彼らがリバプールを誘惑するために必要なことをまとめる時間が増え、リバプールが取引を検討し、サラーのようなレベルの後釜を探す時間も増える。今のところ、その可能性は低いか、不可能とさえ言えるが、2024年に向けては話が変わってくるかもしれない。なぜなら、アル・イテハドはサラーとの契約というアイデアに本当に惚れ込んでいるからね。」
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