ミッドフィルダー陣の強化を狙っていたリバプールは、アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライ、遠藤航、ライアン・フラーフェンベルフをチームに加えることに成功。中盤の平均年齢もぐっと下がり、移籍金から見ても賢い補強を遂行した。
ジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョが去った後には、フラーフェンベルフとともにフルミネンセMFアンドレも候補のひとりとして噂されてきた。リバプールがオファーを提示したとも言われるが、コパ・リベルタドーレスで優勝を狙うクラブは今夏での放出には頑なに応じなかった。
大会が終了する来年1月の移籍市場では売却にも前向きと報じられる中、リバプールはブラジルのクラブと交渉を継続しており、この冬に22歳のブラジル代表ミッドフィルダーを獲得するために動いていると、ダニー・ギャラガー(スポーツジャーナリスト)が伝えた。
「リバプールとフルミネンセの間では、アンドレの来年1月での契約に関する交渉が続いている。この夏の移籍はノーチャンスだ。」
Talks remain ongoing between Liverpool and Fluminense regarding Andre and a deal for January, though zero chance of a #deadlineday summer move.
— Danny Gallagher (@Danny7Gallagher) August 31, 2023
この夏で4人が新加入し、カーティス・ジョーンズやハーヴェイ・エリオット、ステファン・バイチェティッチらも在籍している。ジェームス・マクコーネルもプレシーズンでは印象的なプレーぶりで起用に応え、タイラー・モートンらレンタル組も成長次第ではファーストチーム定着も狙える。
チアゴ・アルカンタラが来夏にはフリートランスファーで退団見通しだが、充実した陣容を揃えている。今後の最優先はフィルジル・ファンダイクの後継者と、モハメド・サラーの後任探し。ふたたびミッドフィルダーに熱視線を送るとは思えないが、今回の報道は本当なのだろうか…?