ヨーロッパにおける移籍市場が迫る中、サウジアラビアからの関心が本格化したリバプールFWモハメド・サラー。残された時間が少ないこともあり、ユルゲン・クロップ監督が放出を否定し続け、サウジアラビアリーグ内での移籍期限だった9月7日も過ぎ、エジプシャン・キングの残留が確定した。
ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)によれば、この夏でのリバプールのスタンスは一貫したものだったと語りつつも、アル・イテハドの関心は衰えておらず、彼らの野望は来年に再チャレンジすることであると伝えた。
「モハメド・サラーはサウジに行かない。それはすでに明らかだったし、これは大きなアップデートだ。このチャンネルで、ここ数週間の間に多くの憶測やソーシャルメディアで多くの話を耳にしたことを常に伝えてきたが、ユルゲン・クロップ監督との公の場だけでなく、クラブ関係者とのプライベートな場でも、リバプールのメッセージは非常に強く明確なものだった。」
「今日がサウジでの期日だが、状況は変わっていない。リバプールがサラーの後継者なしで、しかもタイミング悪く退団させるストーリーは決して訪れなかった。それに、決して近づいてもいなかった。」
「私が伝えたかったのは、ここ数日サウジアラビアから伝え聞いたように、アル・イテハドがモハメド・サラーを獲得するために戻ってくると主張していることだ。2024年、彼らはサラーをサウジアラビアリーグに引き入れたいと考えている。2024年、彼らの狙いはもう一度挑戦することだ。」
Yotube Channnel
来年の夏には32歳となるエジプト代表ストライカーは、サウジアラビア国内でも人気を集める選手だけに、来夏の移籍市場では大注目銘柄となる可能性がある。アル・イテハド以外のクラブも獲得に参戦するとも言われており、移籍金次第ではリバプールにとって手放す時期が近づいているかもしれない。
はたして、モハメド・サラーを巡る移籍騒動は、どのような決着を迎えるのだろうか…?