ジェームズ・ミルナーやナビ・ケイタらが契約満了に伴い、リバプールを退団。ジョーダン・ヘンダーソンには経験豊富なプレーヤーとして、これまで通りのリーダーシップを発揮しつつも、途中投入から試合を締めるような役割を期待された。
しかし、レギュラーとして試合開始からのプレーを希望し、高額な給与に加えて、スティーブン・ジェラード監督の存在もあり、サウジアラビアからのオファーを受け入れた。リバプールにとっては、想定外の放出となったものの、その後に日本代表MF遠藤航やオランダU-21代表MFライアン・フラーフェンベルフを獲得した。
巷では、リバプール時代から大幅にアップする給与に魅了されたとも揶揄されたイングランド代表ミッドフィルダーだが、かつてアンフィールドでともに戦った現セルティック指揮官、ブレンダン・ロジャーズ監督は同選手の判断に理解を示し、それぞれの人生だと語った。
「それは彼らのプロフェッショナルであり、彼らの人生なのだから、彼らにとってベストなことをしなければならない。」
「昨今は世界中に、人を裁くモラルのない人がたくさんいる。」
「でも、ジョーダンのことはよく知っているし、彼がリバプールを愛していたことも知っている。キャリアの中で、おそらくもうチームシートの最初の名前になることはないという段階だった。33歳で、彼はあらゆるものを勝ち取ってきた。」
「彼はおそらく違う挑戦をしたかったのだろうし、尊敬の意味も込めて、他のプレミアリーグのクラブにいるのは彼にとってしっくり来なかったのだろう。だから、海外に行って新しい挑戦をすることは、彼にとっては適していた。」
talkSPORT