今夏の移籍市場では、中盤と最終ラインの強化を目指したリバプール。ミッドフィルダーに関しては、アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライ、遠藤航、ライアン・フラーフェンベルフを獲得し、昨シーズンからアップグレードに成功した。
熱望していた左利きのセンターバックは、最も関心を示していたチェルシーDFレヴィ・コルウィルを逃し、結果的に補強を実施できずに終わった。それでも、ジョー・ゴメスが期待以上のパフォーマンスを見せており、ジョエル・マティプとともに、レギュラー組を支えてくれそうだ。
そして、全くもってフォワード陣の強化を狙っていなかったリバプールにも関わらず、幾度となくウィンガーの名前がメディアを賑わせた。アトレティコ・マドリードで燻っているポルトガル代表FWジョアン・フェリックスも候補のひとりと報じられた。
一部メディアは、リバプールがウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスを差し出し、交換トレードという形で、同選手の獲得を狙っていたと伝えていたが、ファブリツィオ・ロマーノ氏はその報道を否定しており、放出を検討していたこともないと断言した。
「ジョアン・フェリックスとの交換トレードが噂されていたが、リバプールは決してダルウィン・ヌニェスの今夏の退団を望んでいなかった。」
「クラブ側も、取締役会も監督も、ダルウィンの残留を明確に決めていた。ダルウィンは、リバプールが “アンタッチャブル” だと捉えていることにとても満足していた。」
CaughtOffside
加入2年目で確実にシュートの精度は上がっており、ニューカッスル戦では劇的な逆転の立役者となった。ベンフィカ時代には大量の得点を奪ってきたウルグアイ代表ストライカーと、チャンスメーカーのイメージが強いポルトガル代表FWとのトレードは、リバプールにとってメリットがない。
あくまでゴシップ紙の事実無根なニュースでしかなく、覚醒の兆しを見せるダルウィン・ヌニェスのゴール前での活躍に期待したい…