ミッドフィルダー陣の刷新に取り組んだリバプールは、アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライ、遠藤航、ライアン・フラーフェンベルフの4選手を獲得し、平均年齢もぐっと若返った。
彼らを獲得に至るまでには、数々のミッドフィルダーの名前がメディアで報じられ、モイセス・カイセドやロメオ・ラビアのようにオファーを出したものの、別のクラブを選択した選手たちもいる。本当か嘘かは置いといて、ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデもそのひとりだった。
スペイン紙『Nacional』によれば、リバプール以外にもマンチェスター・ユナイテッド、チェルシーらが注目していた25歳MFは、ジュード・ベリンガムの加入もあり、チーム内で絶対的な立場でなくなったことを理由に、プレミアリーグからの関心を無下にしたことを半分後悔しているようだ。
ラ・リーガが開幕して以来、4試合で5ゴールを決め、最高のスタートを切ったイングランド代表MF。対照的に、最初の3試合でスタメン出場したものの、ゴールやアシストはなし。4試合目には途中出場となってしまい、激しいポジション争いに巻き込まれている。
しかし、レアル・マドリードにとって、ウルグアイ代表ミッドフィルダーは重要なチームメンバーであり、ルカ・モドリッチやトニ・クロースらベテラン勢の世代交代を担う次世代ミッドフィルダーであることは紛れも無い事実だ。
リバプールにとっては、新加入選手たちが開幕から躍動しており、もしも水面下でフェデリコ・バルベルデ獲得に失敗していたとしても、全くもって後悔の念はない。マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーにも同様のことが言えるかもしれない。
選手側の声明が出ているわけでもなく、ゴシップ紙が報じているだけに過ぎない。事実の可能性もあるが、あくまで読み物として楽しみたいところだ…