リバプールFWモハメド・サラーはサウジアラビア移籍が噂され続け、アル・イテハドは2億ポンドと巨額なオファーを準備しているとも報じられてきた。しかし、ユルゲン・クロップ監督は放出を全面否定しており、この夏の移籍の可能性は閉ざされた。
それでも、アル・イテハドは関心を持っている。他のサウジアラビアのクラブも興味を持つかもしれないと報道するジャーナリストもおり、2024年の夏は熾烈な争奪戦が展開される確率が高まっており、その時には32歳となるエジプト代表ウィンガーを大金で売却できるのであれば、御の字だろう。
現役時代にはリバプール一筋で、右サイドバックやセンターバックとして最終ラインを引っ張り続けたジェイミー・キャラガーは時には移籍しなければならないこともあるとも述べ、関係者全員が2024年に目を向けていると主張している。
「彼の契約はあっという間に切れるだろう。リバプールのサポーターの多くは、誰も獲得するチャンスがない今、彼が去ってしまうよりは、もう1シーズン彼を起用できるという気持ちのはずだ。」
「すべての関係者にとって、移籍はまるで来年の夏のようだ。リバプールはまだ相当な移籍金を手にし、今シーズンはサラーをキープし、彼にさらなる成功のチャンスを与えるだろう。」
「リバプールは12ヶ月間、彼の後任を考える時間がある。あのクオリティーを持つ選手を入れ替えるのは難しく、資金を使っていくつかのポジションを改善しなければならない。偉大な選手が現れては去り、時には移籍しなければならないこともある。」
talkSPORT
元イングランド代表センターバックの言う通り、今後12ヶ月でエジプシャン・キングの後継者を任せられる選手を探すことになるリバプール。年齢もあり、サウジアラビアの件がなくても避けられない課題だ。
はたして、来シーズンのリバプールはモハメド・サラーとともに戦うのか、もしくはその後任と新たなエピソードを開始するのだろうか…?