昨夏の移籍市場において、締切が迫るタイミングでユベントスから元ブラジル代表MFアルトゥールを獲得するも、ほとんどトップチームで出場することなく、買取オプションも行使されるわけもなく、イタリアに舞い戻った。
そして、リバプールは今夏の移籍マーケットで本格的にミッドフィルダーに取り組み、ブライトンで実績十分なアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターやハンガリー代表でもキャプテンを務める22歳MFドミニク・ソボスライをチームに迎え入れた。
獲得には失敗したものの、モイセス・カイセドやロメオ・ラビアに加えて、様々なミッドフィルダーへの関心が取り沙汰されたリバプールだが、今年1月と今夏の移籍市場において、ニューカッスルMFブルーノ・ギマランイス獲得に動いていたと、英『The Telegraph』が報じた。
スペイン方面からはリバプールが1億ポンドのオファーを提示したが、イングランド北部のクラブに拒否されたとも言われている。信憑性こそ疑わしいが、守備的ミッドフィルダーとして、プレミアリーグや代表レベルでも経験豊富な25歳MFは理想的なターゲットとされていても不思議はない。
ただし、日本代表MF遠藤航に加えて、オランダU-21代表MFライアン・フラーフェンベルフも最終日に獲得しており、同ポジションの優先度はグッと下がっている。他にも、マック・アリスターなどもプレー可能であり、現時点で優先度の高いのは、センターバックやモハメド・サラーの後継者に移った。
リバプールが過去2回の移籍市場で、ブラジル代表MF獲得に動いたか否かは関係者にしか分からないが、今後ふたたび彼に注目を寄せることはなさそうだ…